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2016年7月 5日 (火)

ミツバチに安全な農薬 2016/07/04

うちの庭に柿の木が2本あります。
毎年、イラガとカキノヘタムシガの被害にあうので、去年まではスミチオンという農薬を使っていました。
このスミチオンは大変よく効く農薬ですが、残念ながらミツバチにも効いてしまいます。

そこで、今年からニホンミツバチの飼育を始めたので、新しい農薬を探そうと思いました。
条件は、蛾の幼虫には効くけど、ミツバチや人体には安全性が高いもの。
って、そんな都合のいい農薬ないやろーと思いながらネットで調べました。

そこでたまたま見つけたのがBT剤です。
BT剤は、BT菌という微生物を使った殺虫剤で、害虫の口に入って初めて効果があるそうです。
詳しく知りたい方は、「BT菌」でググってみてください。

そこで目に止まったのが「チューンアップ顆粒水和剤」というBT剤でした。
説明を見ると、アオムシやヨトウムシには効くけど、ミツバチには安全性が高いとのこと。
しかし、適用表にはイラガとカキノヘタムシガは載っていませんでした。
でも、チョウやガの幼虫に効くならイラガとカキノヘタムシガにも効くんじゃないの?と思い、メーカーにメールで問い合わせてみました。
以下がその回答です。

「チューンアップ顆粒水和剤のカキヘタムシガ、イラガの効果について残念ながら上記害虫については登録がありません。
両害虫に対しては効果があると思いますが、両害虫を対象に使用した場合、適用外使用となりますので、ご注意願います。」(原文ママ)

はい、来た!!
思った通りです。
早速近くのホームセンターを数件探しましが、どこにも売ってなかったので結局ネットで購入しました。
届いた時には既にイラガの幼虫が発生していたので、ちゃんと効くかどうか観察することにしました。

散布の際、説明にミツバチには安全とありましたが、念には念をということで、夕方蜂達が全て巣箱に戻ってから巣門を塞いで、更に巣箱にビニールをかけてから散布しました。

散布後、2~3日は特に目立った変化が無かったので、これはやらかしたかなぁと思いました。
しかし、よくよく見るとイラガの幼虫が全く動いていない。
更に数日たつと黒く変色してきました。

■BT菌に侵されたイラガの幼虫
Dsc_1347

やりました。
2~30匹くらいいたイラガの幼虫が全部黒く変色して死んでいました。
恐るべしBT菌!!

もちろん、蜂達には全く影響ありませんでした。

残念ながらカキノヘタムシガの方は確認できないので、熟す前に大量に実が落ちなければ効いたということになります。

ただ、注意しなければいけないのが、ミツバチに影響があるBT菌もあるということです。
BT菌は、ザックリ分けるとクルスタキ系とアイザワイ系があり、今回使用したチューンアップはクルスタキ系です。
ミツバチに安全性が高いのはクルスタキ系のBT菌なので、アイザワイ系のBT剤はできれば使用を避けるか、使う場合は蜂や巣箱にかからないように工夫して散布してください。

ネットで調べると、様々なBT剤が出てきます。
愛蜂家で害虫に困っている方、BT剤もいろいろあるので、作物や害虫に合わせて、できればクルスタキ系のものを探してみてください。

以上、長々と書きましたが、もしかしたら間違っている部分もあるかもしれません。
使用する場合は、ご自身でよくお調べになって自己責任でお願い致します。




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